店の中

このお店は、私一人でデザインから何からすべて考えて作りました。ですから、とてもいい加減な店です。(^.^)「もし現代に千利休が生きていたらどんな店を作るか」というテーマではじめたのですが、今振り返ってみると、なんと傲慢不遜なことを考えていたのかと我ながら恐ろしくなります。
今はすでにありませんが、市電で使われていた線路脇の大理石を敷きました。

 

京料理ではなく、ダイニング系だとお叱りをいただくことがありますが、大工さんと作ったときは、まったくそんなつもりはなくて、その後ダイニング系のお店がまねをしたんだと思います。シャンデリアは、知り合いの骨董屋さんがイギリスで買ってきてくれました。

 

一枚板はイチョウの木です。天井の竹は「すす竹」です。カウンターの正面にはステンレスの一枚板で棚を作ってもらいました。古いものと現代の融合がテーマだったからです。

 

これも手作りの庭です。というか、自分で適当に作りました。ですからいい加減です。しかも、思うところがあって無農薬で無肥料の「自然栽培」という究極のエコ農法を4年前から実施していますので、雑草だらけです。